【i-Conニュース】群馬建協がICT土工普及へ会員講習


 群馬県建設業協会(青柳剛会長)は、会員企業のi-Construction(アイ・コンストラクション)対応に向けた施策を加速している。i-Conに伴うICT(情報通信技術)施工への技術的対応を強化するとともに、生産性向上による若手入職者確保を連動させる。7日に会員企業の技術職員や中之条高校教員、団体職員ら34人の参加のもと、埼玉県秩父市の日本キャタピラー秩父ビジターセンターでICT施工講習・見学会を開いた。

◇秩父では初めての建協講習会

 青柳会長は国土交通省によるi-Conを軸にした2025年の生産性20%向上の動きを踏まえ、「群馬県内のICT土工の現場は限定的な状況だが、人材確保育成とICT施工の普及という過渡期の中で、少しでも前に進むことで技術もついてくる。会社が変化するきっかけとして情報提供するのが協会の役割だ」とあいさつした。
 同センターが建設業協会の講習・見学会を開くのは初めて。キャタピラージャパンの箕輪佳祐コンストラクションテクノロジ&ソリューションテクノロジアプリケーションRepは、i-Conの概要や同社が提供するICT建機のクラウドソリューションサービス「CAT CONNECT」などを説明した。メーカーの垣根を越えて現場のあらゆるICT建機の3次元情報を生産性向上につなげ、「ICTに対する企業のノウハウを強化する」と特長を紹介した。

◇会員への普及に弾み

 デモンストレーションでは、UAV(無人航空機)の3次元測量で取得した情報を使い、3次元MG(マシン・ガイダンス)油圧ショベルや3次元MC(マシン・コントロール)ブルドーザーによる施工を参加者が熱心に見学した。
 青柳会長は「技術は常に新しいところに向かう。ICT施工という世の中のマクロな動きを会員に把握してもらいたかった」と意義を語る。今後も国交省直轄現場での研修会や教育機関と連携した見学会などを企画する意向だ。

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