【i-Conニュース】3次元データ流通・利活用WGも発足 i-Con推進コンソーシアム


 i-Construction(アイ・コンストラクション)推進コンソーシアム(会長=小宮山宏三菱総合研究所理事長、事務局=国土交通省官房技術調査課)の3次元データ流通・利活用ワーキンググループ(WG)がその活動をスタートさせた。会員を対象にデータ流通に関する課題やニーズを抽出するアンケートを開始。今夏の「データ利活用方針」の策定につなげる。



 3次元データ流通・利活用WGは、1月の設立総会で正式に設置した3つのWGの1つ。データ利用への課題やニーズを推し量る会員向けのアンケートを行うことで、民間が保有する集積可能なデータの抽出に乗り出す。

 調査・測量から設計、施工の各段階におけるデータ流通に関する現状や課題、保有するデータの種類や想定されるニーズ(アイデア)、活用できる保有技術やシステムなどを寄せてもらう。利活用環境を整備につなげることで、新ビジネスの創出を目指す。
 アンケートは、WGの登録会員(約350者)を対象に実施。回答期限は28日までとなっている。

 各段階でデータを流すフォーマットが標準化されていないことが非効率を招いているなど、日々の業務を実践する上で課題となっている現場の声や、現在は制度の問題で活用しきれていないが、利活用すべきと考えられるデータの種類など、現行の建設生産システムという“既成"にとらわれることなく、幅広いアイデアを求める点が特徴だ。
 アンケートで寄せられた意見やアイデアは、3月に予定している登録会員による意見交換に生かす。

 データの利活用ニーズや集積可能なデータを明らかにすることで、次のステップであるデータ利活用方針(案)の策定につなげていく。
 7月以降にデータを流通させる方法や形式(データ標準)を示すデータ利活用方針を策定。これをベースにデータの集積・利活用ルールやオープンデータ化を含めたシームレスな3次元データの利活用環境(データ共有プラットフォームの構築など)を築く。

 3次元での調査・測量データや設計データ、施工管理・工事完成図データ、点検管理データなど一連の各段階で作成する3次元データの集積・共有によって、 施工管理の高度化や建設現場のIoT(モノのインターネット) 化につなげる一方、 蓄積するビッグデータの一部をオープンデータ化することで、 新ビジネスの創出にもつなげていく。

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