【i-Conニュース】日機協がICT土工で標準カリキュラム構築 富士教育訓練Cと


 日本機械土工協会(向井敏雄会長)は、ICT(情報通信技術)土工に求められる知識や実務的なノウハウを落とし込んだ「標準教育モデルカリキュラム」の構築に乗り出す。27日から3月4日にかけて、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで、i-Construction(アイ・コンストラクション)における一連の流れをトータルで組み込んだ“実践型"のモデル講習を試行する。

 モデル講習の試行は、国土交通省が、2016年度の第2次補正予算によるプロジェクトとして行う「技能労働者の戦略的確保・育成支援事業」の対象事業の1つ。

 選定された7件のプロジェクトのうち、「i-Construction標準教育のモデルカリキュラムの構築」(日本機械土工協会)と「UAV(無人航空機)技能者育成コース(i-Construction対応)の事業化」(全国建設産業教育訓練協会)、「最新のICT建機を用いた情報化施工技能実習の開発」(キナン)の3つの事業がタイアップする形となる。

 実施協力として、中部地方整備局の富士砂防事務所、日本建設機械施工協会の施工総合研究所、富士教育訓練センター、キナン、キクトコーポレーション、建設システム、Dアカデミー、平井測研、日本マルチメディア・エクイップメントが参画。発注者と受注者、ベンダーの三位一体で、i-Con対応型の教育モデルを築く。

 講習は、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新に至るまでの一連の流れをトータルでカバー。3次元起工測量、出来形管理を行うための3次元設計データの作成、ICT建機での施工、3次元での出来形管理、3次元データの納品まで、全工程の教育を施す。
 全工程にわたって、座学と実務を同時に行うカリキュラムは国内でも異例。座学での研修だけでなく、最新のICT建機などを使ったフィールド実習(実務研修)が占める割合が多いのも特徴だ。

建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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