【i-Conニュース】普及へシンボルマーク9案! 選定基準は 「先進感」「刷新力」「推進力」 12月中旬に最終決定


 国土交通省は、建設現場に“生産性革命"をもたらすi-Constructionの普及に力を入れる。取り組みの1つとして、革新的なテクノロジーによって進化する建設現場を想起させる“シンボルマーク"を作成。建設現場の看板や仮囲い、作業員のヘルメットなどに使用することで、魅力的に変わる建設現場を業界の内外に広くアピールしていく方針だ。 注目されるデザインの最終決定は12月中旬を予定している。5日の「i-Construction推進コンソーシアム・企画委員会」(委員長・小宮山宏三菱総合研究所理事長)に提示された9つのデザイン(案)の中から、コンソーシアムの会員によるアンケート(審査)で決定する。

 審査は2段階で実施。1次審査として、革新的テクノロジーを背景にした先進性をイメージさせる「先進感」、建設現場をスマートで魅力的な印象に変えていくための「刷新力」、生産性の向上によって、日本を次のステージへと押し上げる力強さを表す「推進力」の3つの判断基準ごとに最上位のデザイン(3案)を抽出。11月上旬に行う2次審査で最終的なデザイン(1案)へと絞り込む。
 12月中旬にシンボルマークを正式に公表、利用規約に沿ってそれぞれの現場や企業で使用が開始される見通しだ。
 シンボルマークは、これからの建設現場が目指す「新3K」(=給与・休暇・希望)の視点を重視。建設業だけでなく、業界の枠を超えて“i-Con"を広く浸透させることで、従来の3K(きつい・汚い・危険)のイメージを払拭(ふっしょく)していく。
 あらゆる建設現場にシンボルマークを掲示していくことで、革新的なテクノロジーによって進化しつつある“魅力ある建設産業"あるいは“魅力ある建設現場"を内外に力強くアピール。先進的で躍動感にあふれる建設産業のイメージを社会に向かって発信する。
 建設現場と、その関係者にとっての誇りやモチベーションをつくり出す“シンボル"として、企業や団体などのウェブサイト、建設機械やUAV(無人航空機)、ヘルメットや作業着、建設現場の看板や仮囲いへの使用をイメージしている。
 デザインは、推進コンソーシアム・企画委員会のメンバーである事業構想大学院大学の田中里沙学長を中心とする「i-Constructionロゴマーク検討会議」でコンセプトや仕様、使用シーンなどを検討。練り上げたコンセプトをもとに十分な実績と経験を持つデザイナーが9つのシンボルマーク(案)を作成した。
 デザインメッセージは「革新的テクノロジーが、日本の建設現場を劇的に変えていく。その原動力が、日本を次のステージへと推し進めていく」ことを前提にしている。
 i-Conの頭文字である「i」と「C」をパーツに矢印をモチーフにした直線的なデザインから、日の丸をイメージさせる正円のデザイン、スピード感を表現したスポーティーなデザイン、魅力=輝きから連想したダイヤ型のデザインなど多彩なマーク(案)が並ぶ。

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